鍋島直茂の生涯

鍋島直茂の生涯

鍋島直茂の生涯

 戦国時代は下克上の時代と言いますが、一度に一族6人が暗殺されたり、居城を追われたときに2度までも助けてくれた蒲池氏の息子をだまし討ちにしたりと、鍋島直茂は本当に大変な時代を生き抜きました。

 その中で鍋島直茂は当初は龍造寺家のため、晩年は佐賀藩成立のために懸命の努力をしました。

 今山合戦のときの勇猛果敢さもすごいですが、その時々の情勢を見極めて外交交渉によって、島津氏、豊臣秀吉、徳川家康の間を渡り歩いて、鍋島家を幕末まで繁栄させて、明治維新にまで貢献したのは、やはり鍋島直茂が凡庸の人物ではなかったことを物語っていますね。


童門冬二 鍋島直茂
「自分の嫌いな人間と付き合え。
そうすれば必ず徳がある」「ただいまのことに細かい気遣いをしていれば、先の予想が立つ」
幕末まで長く受け継がれてきた佐賀藩の“葉隠精神”。
秀吉、家康に深く信頼された名将の生涯を追いながら、“葉隠精神”のルーツを探る意欲的な歴史長編小説。
佐賀藩祖が説く“組織の中で生き残るためのヒント”とは。

鍋島直茂の生涯